2012年6月28日木曜日

価値観の崩壊

胃カメラの翌日に検査結果を聞きに病院に行く。

若い医師から淡々と伝えられる。
癌マーカーCA19-9の数値が高すぎて計測できない。
膵臓癌の疑いが強い。
CTの担当から膵臓の体尾部に不整が見受けられると言われたので今からMRIをやりましょう。
詳しく見たいので明日は造影剤CTをやりましょう。
時間はありますか?
前に電話したのは知っていますか?癌の疑いがあるので検査を急ごうと思い電話をしました。

MRIまで時間があったので家族に電話をしてオブラートに包んで癌かもしれないと伝える。
ぇえっ!?どうするの!?お先真っ暗だと半泣きで言われる。
まぁ確かにね、私も逆の立場なら同じ事を思うだろうね。
他にも何か言っていたけど自分の気持ちが追いつかず、事実を認識していないんだ待ってくれと心で思い聞き流す。
ごめん頑張るからと伝えて電話を切った。

MRIを撮るまでの待ち時間で膵臓癌を検索した。
良い事が何も載っていない。。
あまりに唐突すぎるし私一人で受け止められるような問題ではない初めての経験だ。
自分の気持ちが現実に追いつくと同時に初めて価値観の崩壊を感じて放心した。。。。。。
お先真っ暗だorz

MRIの機械に入れられても心ここにあらず。
レーザーを見るなという注意書きにすら反抗して目がチカチカした。

翌日に造影CTを撮る。
造影剤が体中を巡る熱さに気持ち悪くなりCTが終わった後に吐き戻した。
何でこんな酷い目にあるんだろうと思いながら帰宅した。


1 件のコメント :

  1. はじめまして。先月主人がすい臓癌(肝臓転移有り)が見つかりました。
    調べていくうちに膵内分泌系腫瘍?ではないかということになりジェムザール1回で治療が止まりまだ検査の途中で治療に入れません。。。

    ステージ4bとの事で覚悟はしていますがまだ夢の様です
    色々情報を調べていた時にこちらにたどりつきました。

    大変ですが前向きに頑張っていらっしゃる姿に励まされています。

    娘さんも成長されて色々出来る事が増えてこられましたね(^ー^)
    ほほえましく癒されます

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