2012年6月29日金曜日

嬉しいこともある


子供の定期検診。
同じ病院で受けているので一緒に向かう。

席に着き伝えられた事。
造影CTの結果を見ても前回の診断と変わりはない。
外科手術担当者と話したがこの病院では手術ができない。
今後の専門的な治療は難しいので他の病院を紹介したい。
少しでも急いだ方がいいので、がん研有明病院あてに紹介状を用意する。
胸部のCTも撮らせてください。
と伝えられた。

CTから戻るとすぐに紹介状と資料を用意してくれて、転移は見受けられないので頑張ってくださいと言われた。
先生ありがとう。対応が早く素晴らしい。

午後から子供の検診を受ける。
体重と身長を計る為に服を脱がせ看護師に子供を渡す。
標準、元気で順調と言われた。
産まれてきた時は一人だけカプセルのような物に入れられていて、凄く小さくて頼りなくて不安でたまらなかった。
今はこちらが嫌になるくらいに元気いっぱいに泣く可愛い子に育って心から嬉しい。
子供が産まれた時に、私の何もかもを捧げてもいい、元気に育つように産まれた事を神様に感謝した。
でも命はやれないよ。ごめんね神様。

2012年6月28日木曜日

価値観の崩壊

胃カメラの翌日に検査結果を聞きに病院に行く。

若い医師から淡々と伝えられる。
癌マーカーCA19-9の数値が高すぎて計測できない。
膵臓癌の疑いが強い。
CTの担当から膵臓の体尾部に不整が見受けられると言われたので今からMRIをやりましょう。
詳しく見たいので明日は造影剤CTをやりましょう。
時間はありますか?
前に電話したのは知っていますか?癌の疑いがあるので検査を急ごうと思い電話をしました。

MRIまで時間があったので家族に電話をしてオブラートに包んで癌かもしれないと伝える。
ぇえっ!?どうするの!?お先真っ暗だと半泣きで言われる。
まぁ確かにね、私も逆の立場なら同じ事を思うだろうね。
他にも何か言っていたけど自分の気持ちが追いつかず、事実を認識していないんだ待ってくれと心で思い聞き流す。
ごめん頑張るからと伝えて電話を切った。

MRIを撮るまでの待ち時間で膵臓癌を検索した。
良い事が何も載っていない。。
あまりに唐突すぎるし私一人で受け止められるような問題ではない初めての経験だ。
自分の気持ちが現実に追いつくと同時に初めて価値観の崩壊を感じて放心した。。。。。。
お先真っ暗だorz

MRIの機械に入れられても心ここにあらず。
レーザーを見るなという注意書きにすら反抗して目がチカチカした。

翌日に造影CTを撮る。
造影剤が体中を巡る熱さに気持ち悪くなりCTが終わった後に吐き戻した。
何でこんな酷い目にあるんだろうと思いながら帰宅した。


2012年6月27日水曜日

おかしい


1週間経過観察をしたが改善する気配がない。
更に食事がとれなくなり、肉や脂物を本格的に避け出す。
おにぎり2個を食べると吐き戻しそうになる。

病院に行き受付で症状を伝える。
若い医師の部屋に案内をされて精密検査を案内されCTと血液検査をした。
結果は数日後になるので、それまでに胃カメラもやりましょうと案内された。

病院の帰りに病院から着信があった。
折り返したが代表番号からの発信になるようで誰からの電話かわからず。

数日後に胃カメラを飲み帰宅した。
この頃は体調が悪く出勤ができなくなってきた。

2012年6月26日火曜日

ヤクルトとR1ヨーグルトとビール酵母 - 腸の活性化 - 食事療法諸々

癌の三大療法(手術治療、抗癌剤治療、放射線治療)プラスα第一弾

癌の疑いを伝えられ、普段は見ないテレビを放心しながら眺めていると、NK細胞について放送されていた。
便秘に悩み、腸を活性化させる方法を調べている時に、千鳥学説や森下博士(森下式の説明)の血球は腸の壁で作られるという腸造血説の記述を読んだ後だったので、何かの縁と思いNK細胞を活性化させる食品を調べる。
ヤクルト中央研究所 -  NK細胞 

アガリクス、フコイダン、ヨーグルト、ヤクルトetc
ベータグルカン????これについては後で調べよう。
(抗がん情報ネット - 末期がんを諦めない!@がん細胞への免疫攻撃を活性化する健康食品)
取り敢えず動かなくては気が休まらない。
根拠は仮定できるが、結果(事実)を捻じ曲げる事はできない。
怪しさ満点のものばかりで、自分が体感した事のある物を効果的に取り入れる事にした。
効果を体感した事があり、一番手軽に気持よく継続できるものは・・・
ヤクルト400LTとついでにR-1ヨーグルト採用した。

とにかく排便を何とかしないと体が必要以上に傷んでしまう。

どちらかが効果的に働いてくれるはずだ。
活性化される細胞の数も考えると微々たる効果だろう。
しかし塵も積もれば山となる!

6月末日から摂取を始める。


/2012.11.25
R-1ヨーグルトから、MEGMILK プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト 190gに変更
理由:
今は鉄分が必要な事と、プルーンに期待したい為
R-1を飲んでいない日が続いているが排便がクリアできるので不要と判断する

/2013.11.22
手術前迄続けていたもの。
ヤクルト400LT、市販の野菜ジュース(繊維を摂る為)
術後は下痢で排泄に問題が無くなったので全て休止にした。
ヤクルトありがとう。

病院に行ってみた


2012年5月初旬から食後に胃が痛み下痢をするようになる。
中旬から食事が十分にとれなくなり目に見える体重の減少が始まる。
背中が痛むので座っている時はペットボトルを挟んだりしていた。

6月半ば頃まで上記の状態を維持していたが、内臓がうねるような不快感と便秘が始まる。
下痢等でおこる腹痛とは違いチクチクした痛みを内臓に感じだした。
尿路結石になった事があったので胆石か胃潰瘍辺りかと思っていた。
この辺りから病院に行く事を周りから勧められだす。

睡眠中に内臓が燃えるように熱く感じて目覚める。
これは尋常じゃないと思い病院に行く決意をした。

近所の病院に行き症状を伝えてCTを撮る。
胃潰瘍かな?と言われて薬を出された。
この時点で体重は8kg程落ちていた。

2012年6月25日月曜日

はじめまして

2012年7月末に31歳で浸潤性膵管癌と伝えられました。
調べていくと、エビデンスありきの治療だけでは生き残る事が難しい事を知り、治療が確立されていない上に打てる手が少なく、生存率が著しく低い癌の王様と比喩されていました。

病は気から、火のない所に煙はたたぬ、と先人は言った。
私に突きつけられた事実はあまりにも理不尽で、可能であれば逃げ出してしまいたいけれど、全ては私の行いが招いた事と真摯に受け止めて、1秒でも長くこの世に居座る為に生存競争を始めます。

ブログを読んでくださる方へ
これから激動を迎える世に子供を迎えたばかりなのに、とても大きなリスクを抱えてしまいました。
できる限り資料を公開していくので、方向性が間違っていたり、他に良い道があればアドバイスをください。
治療経過、病状経過、精神状態、バックボーン等の記録を残す事で、後続者に役立つ事を願います。


ルーシー:(時々あなたはどうして犬なんかでいられるのかと思うわ・・)
スヌーピー:(配られたカードで勝負するっきゃないのさ・・それがどういう意味であれ)