2013年2月28日木曜日

診察 / 方向性が定まらない

医師からは開口一番に治療はどうなった?と聞かれた。
FOLFIRI+アブラキサン、2週に1度アバスチンを使っている、と伝えると驚かれ、普通なら考えられない、と失笑された。
副作用や体調を尋ねられたので思いつく限り答えると、貴重な意見を聞けてありがたいと言われた。
CTについては全く変化がない事を伝えると、そろそろ次の展開を決めないと厳しいですね、と今後どうするかを尋ねられた。
今の治療が有効で無い場合は、オキサリプラチンを別の白金製剤に変えてFOLFIRINOXもどきにリトライするつもりだが、シスプラチンだと体が副作用に耐えられる自信が無い事、日本で使われていない第三世代の白金製剤も視野に入れている事を伝えた。
放射線を提案された。
放射線治療と抗癌剤治療の併用療法のデータをとっているそうだ。
外科医が放射線治療に否定的だった事を伝えると、やる意味が無いと思っているのでは?とストレートに言われた。
最後に心強い一言を頂戴して、自分でよく調べて答えを出してください、と言われて診察が終わった。

2013年2月27日水曜日

2回目の FOLFIRI + アブラキサン

前回の投与後からアレルギー症状が出なかったか、体調はどうか等の質疑応答の後は白金製剤の意見交換をした。
医師はエビデンスのある白金製剤をプッシュ、私は第三世代の未承認白金製剤をプッシュ、互いにすぐにでも始めたいが今の投薬結果を見たいというのもあり、3月一杯はFOLFIRI+アブラキサンの継続となった。
立場上の問題で言いたいのに言えない空気を医師から感じたので、次は試してみたい事でも聞いてみよう。
CTのデータを渡すと結果を聞かれたので変化なしと答えると表情が曇った。
がん研の意見が出たら教えてください、と言われ点滴室に移動した。
今日は看護師3人と話し続けていたので、あっという間に点滴が終わった。
腫瘍マーカーはCEA・CA19-9・DUPAN-2・SPAN-1と全て基準値内に入った。
ここまで長かったが予定より1カ月早く第二目標を達成した。
よく頑張った!!
今回はアバスチン無し。

【副作用や体の変化】
点滴中は手足に汗をかく程度で、帰宅中から吐き気が増してきた。
吐き気止めを飲まなくても嘔吐しないですんだ。
FOLFIRINOXの時から投薬日は体温調整がおかしいと感じていたが、今日は右半身が冷たく左半身は暖かい。
FOLFIRINOX+アバスチンの投薬日は寒さで震えて布団の中で丸くなっていたが、少し冷える程度で布団の中に潜り込む程ではない。
手足の痺れはオキサリプラチンの減少に伴い改善されて、今では細かい作業ができる程に回復をした。
アブラキサン特有の副作用として、投薬2日目から1週間程は関節痛と軽い筋肉痛があったが問題視する程ではない。
髪の毛は無事だが、少し抜毛が多くなってきたように感じる。
倦怠感は多少感じるが、ほろ酔い程度で問題なし。
以前に比べて立ちくらみや貧血症状は減った。急のつく動作をして目の前が真っ暗にならないから嬉しい。
感覚的にFOLFIRI+アブラキサンは使えそうだ。

2chで話題にして頂いたので、参考になるかもしれないのでこちらで返答。
シスプラチンは検討しましたが、アレルギー症状の再発と思っていた程の効果が無くタイムロスをする事と、白金製剤が完全に使えなくなると手がなくなるので保存する事にしています。
今日の意見交換で白金製剤を使いたい事とシスプラチンの副作用を懸念している事は双方合致しましたが、エビデンスの有無にポイントを置くべきか、薬剤(未承認・第三世代の白金製剤)の効果にポイントを置くべきかで意見が合わず3月末迄の課題となりました。
ジェムザールを標準量で投薬ができない故の難しい選択になりますが、イリノテカンとゼローダが有効である限りはチャンスがあると思うので、今は無理にチャレンジをしないで吟味したいと思っています。
樹状細胞療法についてはネガティブな意見を持っている事と、抗癌剤以外はできるだけ使わず自力で回復してきた体力を信じて採用する予定はありません。
免疫療法・食事療法・民間療法と色々な情報が溢れていますが、これらを採用する方を見ていると、表立ったメリットばかりに注視して見えないデメリットは考慮せず、時間・心身・経済的にリッチだなと感じているのが正直な意見です。
人は見たいものだけを見る、信じる者は救われると言いますし、あまり悪態つくと炎上しそうなので後は汲み取ってくださいw
/他にも話題に取り上げて頂いた方に感謝します。ありがとう!!

娘ちゃんが昨日から高熱を出している。
病院に行く前は少し回復していたのに、帰ってぐったりしている姿を見て抱っこをしながら可哀想で涙が出た。
抗癌剤の辛さなんて速攻で吹き飛んだぜ(´・ω・`)
娘ちゃん頑張れ!!!!!!


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2013年2月26日火曜日

造影CT画像 SD

2/20大安に撮影、2/26大安に確認。
変化なしorz
大きな変化は脂肪が増えた位だ。
若干の縮小が認められるような気がしないでもないが目的の箇所と全く関係ない場所だ。
いやー、本当に厳しい。。





2013年2月13日水曜日

1回目の FOLFIRI + アブラキサン

今後の治療をどうするか答えがでないまま朝を迎えた。
いつもより早目に家を出て、病院付近の公園に車を停めて考えをまとめた。
ジェムザールは効果があるのだろうが体質が合わない為に低量でしか使えず、そこにアブラキサンを併用しても目標が達成できない事は明白だ。
できれば術後にTS-1を使う王道を歩きたいが、目標が達成できず延命が目的となる時の為にも、近所の病院で簡単に手に入るジェムザールとTS-1はできるだけ残しておきたい。
今まで蓄えた知識と少ない経験で組み合わせを考えたが、マーカーが下がり続け体調を維持できているFOLFIRINOXをこのまま手放していいのか引っ掛かった。
ジェムザールとオキサリプラチンの成分から効能まで復習していると、アレルギー症状が出たオキサリプラチンを省いたFOLFIRIにアブラキサンを併用するのも手だと思った。
しかし、FOLFIRIとの併用でどのような結果になるのかデータが無い。
私に残された積極的な治療は、ジェムザール+アブラキサンorFOLFIRI+アブラキサンの二択で、自ずとも答えは出ているのに確信が得られない為にウジウジ悩んでしまったようだ。
前回の投与中止後に医師も考えておくと言っていたので、上記をぶつけて反応を伺う事にして、予約の30分前に病院に到着して受付をした。

前回の投与後の体調について質疑応答があり、今後はどうしましょうかと尋ねられた。
自分の考えを述べようとすると、2パターン考えたのですが、と私と同じ考えの治療を提案された。
同じ事を考えていて迷っていた事を伝えると、髪は抜けるだろうが放射線若しくは手術を目指して2ヶ月程やってみましょう、と言われた。
正直なところ私が思いつかないような提案を期待していただけに、使える薬剤の少なさとオキサリプラチンから落ちぶれてしまった現実を再認識させられた。
今回はアバスチンを追加した。

初回なので副作用の詳細な記述は無し。
FOLFIRINOXの時と変わらずアバスチンの副作用がある(悪寒とパキったような感じ)
イリノテカンの副作用で一過性の下痢と吐き気があった。
アブラキサンについては特に目新しい副作用を感じていないが、投与中から背中にピキピキした痛みを感じる。

この治療に名前は無い。
FOLFIRI + ABRAXANE = FOLFIRIXANE??????????????
とりあえず、フォルフィリさんと呼ぶことにしよう。
ちっす、よろしくっす。
泣いても笑っても積極的に治療ができる最後の抗癌剤だ。
3度目の正直で目標達成に役立って欲しいorz

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2013年2月12日火曜日

診察 / 腫瘍マーカー先月比41%減


血液検査の結果は骨髄抑制の反動が目立つものだった。
腫瘍マーカーはSpan-1も基準値に入り、CA19-9も基準値入りが目前になった。
CEAは2.0から2.3に上昇した。
CEAとCA19-9の推移を注視したい。
火のないところに煙は立たない。

医師にFOLFIRINOX(オキサリプラチン)のアレルギー症状が出たので使用を中止した事を伝えた。
医師からは、オキサリプラチン抜きで継続?アブラキサン?と問われ、アブラキサンだとジェムザールが併用だから心配だ、と言われた。
2月末に日赤でCTを撮る事を伝えると、翌々日にデータを持っていく事になった。
聞きたい事があったはずだが忘れてしまった。

帰りに会社へ寄ろうと思ったが、体調も気分も優れず直帰した。


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