2012年12月12日水曜日

6回目のFOLFIRINOX / GEMとFOLFIRINOXの副作用比較

腫瘍マーカーは下がり続けており、体調と気分の良い状態で投与を受けた。
イリノテカンの点滴が始まると同時に手に汗をかき、吐き気がこみ上げた。
今回はアバスチンを追加した。

痛み
痛みは無し
末梢神経障害
指先が震えてタイピングや細かい作業が難しい日が続いた。
投与から5日程経つと改善される。
吐き気
抗癌剤を投与中から吐き気がして帰宅中に何度か吐きそうになるが持ちこたえる。
帰宅して盛大に吐いた。
それ以降は吐き気止めが無くても大丈夫そうだった。便秘・下痢
便は緩いが腹が痛くなるような事はなかった。
水分摂取量の調整でクリアできる事がわかった。
便秘は無し。
頭痛脱毛
脱毛は止まり、健康時と見た目は変わらない。
滴投与後から翌朝まで頭痛が続き、痛み止めを飲もうと思うほど酷かった。
精神障害?
帰宅して時計を見ても時間がわからなかった。
家族に時間を聞いても意味がわからず理解できなかった。
テレビに映る18:40の数字を見ても何の事か意味がわからなかったが、気にしても仕方がないと思い食事をしていると回復した。
食後に休憩をして横になると酷い頭痛が始まり、頭の中で走馬灯のように記憶がグルグル回り、船酔いのような状態になり辛かった。
アバスチンの投与を受けた時だけこの手の事が起こるようだ。
立ちくらみ=骨髄抑制
点滴の投与6日目から立ち眩みと腰の痛みと背中の張りが増えてきた。
同時に風邪もぶり返して体調は悪くなった。
10-13日周期で繰り返している。
これなら食事と鉄分とアスピリンで乗り切れそうだ。

FOLFIRINOXの3回目の投与から副作用は安定しているようで、アバスチンの投与時以外は特に目新しい副作用はなく、抱えている問題が酷くなる事はない。
ジェムザールの標準量の投薬に比べると副作用はかなり楽な事がわかった。
腫瘍マーカーの推移と倦怠感の軽減が比例している。
倦怠感は抗癌剤理由ではないのか?
・FOLFIRINOXの副作用の辛さ
吐き気>物忘れ>手足の痺れ>腹下り>点滴当日のキマった感の辛さと倦怠感
吐き気は点滴後数日でクリアでき、ゼローダの調整と吐き気止めで全く気にしなくて済む。物忘れは精神的ショックが大きいだけで日記を付ける事でクリアできる。手足の痺れはご愛嬌程度で血流を良くすると楽になる。腹下りは便秘に比べると心身共に楽だ。倦怠感はジェムザール時の1/10程度しかなく寝込む事は無い。
・ジェムザールの副作用の辛さ
倦怠感>肝臓の負担>便秘>点滴当日のキマった感の辛さと激痛と倦怠感
倦怠感がある時は全く動く気にならず、寝込む事で床擦れにも悩まされた。肝臓は投薬中止になった程なので致命的だった。便秘は心身共に弱らせた上に体の回復を遅らせた。点滴当日の激痛は相当なもので、帰宅してすぐに寝込んでいた。
FOLFIRINOでQOLが上がる理由が不明確だったが、薬剤の組み合わせにより便秘が無い事と肝臓への負担が少ない事が大きな理由なのだろうか。
ゼローダの恩赦が大きいように感じる。

腫瘍マーカーの推移と体調、吐き気等の一過性の副作用が強くなってきた事から、CTの結果を持ってメリットとデメリットを再確認して投薬量を調整していきたい。
物忘れが酷くなってきた事と、手足の痺れや色素沈着から血流がキーポイントのような気がする。
若さに任せるのもここまでのようなので、細かい部分まで突っ込んで対処をして、抗癌剤を継続していきたい。
2012.12.22/23:50

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