2013年2月13日水曜日

1回目の FOLFIRI + アブラキサン

今後の治療をどうするか答えがでないまま朝を迎えた。
いつもより早目に家を出て、病院付近の公園に車を停めて考えをまとめた。
ジェムザールは効果があるのだろうが体質が合わない為に低量でしか使えず、そこにアブラキサンを併用しても目標が達成できない事は明白だ。
できれば術後にTS-1を使う王道を歩きたいが、目標が達成できず延命が目的となる時の為にも、近所の病院で簡単に手に入るジェムザールとTS-1はできるだけ残しておきたい。
今まで蓄えた知識と少ない経験で組み合わせを考えたが、マーカーが下がり続け体調を維持できているFOLFIRINOXをこのまま手放していいのか引っ掛かった。
ジェムザールとオキサリプラチンの成分から効能まで復習していると、アレルギー症状が出たオキサリプラチンを省いたFOLFIRIにアブラキサンを併用するのも手だと思った。
しかし、FOLFIRIとの併用でどのような結果になるのかデータが無い。
私に残された積極的な治療は、ジェムザール+アブラキサンorFOLFIRI+アブラキサンの二択で、自ずとも答えは出ているのに確信が得られない為にウジウジ悩んでしまったようだ。
前回の投与中止後に医師も考えておくと言っていたので、上記をぶつけて反応を伺う事にして、予約の30分前に病院に到着して受付をした。

前回の投与後の体調について質疑応答があり、今後はどうしましょうかと尋ねられた。
自分の考えを述べようとすると、2パターン考えたのですが、と私と同じ考えの治療を提案された。
同じ事を考えていて迷っていた事を伝えると、髪は抜けるだろうが放射線若しくは手術を目指して2ヶ月程やってみましょう、と言われた。
正直なところ私が思いつかないような提案を期待していただけに、使える薬剤の少なさとオキサリプラチンから落ちぶれてしまった現実を再認識させられた。
今回はアバスチンを追加した。

初回なので副作用の詳細な記述は無し。
FOLFIRINOXの時と変わらずアバスチンの副作用がある(悪寒とパキったような感じ)
イリノテカンの副作用で一過性の下痢と吐き気があった。
アブラキサンについては特に目新しい副作用を感じていないが、投与中から背中にピキピキした痛みを感じる。

この治療に名前は無い。
FOLFIRI + ABRAXANE = FOLFIRIXANE??????????????
とりあえず、フォルフィリさんと呼ぶことにしよう。
ちっす、よろしくっす。
泣いても笑っても積極的に治療ができる最後の抗癌剤だ。
3度目の正直で目標達成に役立って欲しいorz

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2 件のコメント :

  1. いきなりですがhdさん、
    hdの勝負師っぷりが僕は大好きです。
    判断を焦らない冷静さと、勝負にでるときの大胆さ、そして結果を泰然と受け止めるばっちこい精神!
    チャレンジングなことにも果敢に立ち向かっていく姿をみていると応援せずにはいられない気持ちになるんです。

    『フォルフィリ』、何のデータもない組み合わせの治療ということで大きな賭けになるのではないかと思いますが、これまでの人生で数数のことにチャレンジして結果を出されてきたというhdさんなら今回だってきっと大丈夫ですよ!
    『フォルフィニ』という名前がポピュラーになるくらい、ひとつの信頼性のある治療として認められるくらいに、その治療が嬉しい結果をもたらしてくれることを信じています(・`ω・´)
    最後にバナークリックさせてもらいますね(〃^ー^〃)

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    1. 匿名 様
      応援ありがとうございます。
      結果を出す為なら、呼吸ができかったり即死する以外は何でもバッチコイで不安ながら頑張って?います。
      きっと大丈夫、と誰かに言ってもらえると大丈夫のような気がしますw
      日々の体調変化や経過を見ていると、なかなか攻略が難しいゲームですがクリアできるように努めます。
      コメントありがとうございました!!

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