2013年1月13日日曜日

診察 カンファレンス結果 / 腫瘍マーカー先月比65%減 + 寄道

2012.01/11

早めに起床したが寝起きから気怠く、午前中の予定は全てキャンセルして、予約より早めに病院に向かった。

受付をして採血をしていると予約時間より早く外科医からの呼び出しが鳴った。
空き時間に差し込んでくれる気遣いは有難かったが、採血中なので行けないと看護師が伝えると、予約より40分遅れの診察になった(;´д`)
互いに久しぶりと挨拶を交わしてCTを見ながら外科医ならではのポイントを抑えた説明を受けた。
キーポイントは9月のCTと比べて殆ど変化が無く、手術をする事は現時点でも厳しい事に変わりはない。
画像だけで完璧な判断ができない事から、手術の可否を問われると手術ができない訳ではないが、開腹する事が無駄になる確立が高いので、抗癌剤が効いているようなので継続して経過を見たい。
あと少しだけ腫瘍がずれてくれると手術ができるのだが、画像だけでは判断がつきにくいのが正直な意見と言いながら別のCTを表示して、本音を言うと画像に写っている全ての影が悪性の腫瘍かも開腹しないとわからないが、血管の上に点状に散らばった物を見ると厳しい状態と言える。
放射線については、放射線を当てるチャンスは1度しかなく、腫瘍の場所が場所だけに手術をする事になれば、もろくなった血管を理由に余計に難しくなる可能性が高まるので、外科医の意見だが使える手がある内は避けたい、と返答された。
腫瘍マーカーが基準値内に入るように、4月まで抗癌剤を使って積極的な治療をしていくので、4月頃にまた診察をお願いします、と伝えると、またお会いできる事を願っています、と言われて診察が終わった。

内科の予約まで2時間程空いていたので、院内のコンビニで値段の割に美味しい握り寿司を買って人の少ない中庭で食べた。
この日も鳩に遠目で狙われながらの食事となったが、気怠さを感じとってくれたのか近寄ってこなかった。


このピアニストのタッチが大好きだ
演奏を聞くのは3回目

14時からロビーで始まった演奏を聞いていると内科医の呼び出しが鳴った。
外科医から説明された事を内科医の意見を交えて再度伝えられた。
腫瘍マーカーのチャートと血液検査の結果がデスクに置いてあり、たくさんの患者さんを診てきたが、こんなにマーカー値が下がる人は初めてだ、と言われた。
血液検査の結果は健康体と殆ど変わらない状態になったが、正月明けから体に起こった不調を伝えると、予想されるのは膵炎だが血液検査の結果を見ると今は問題が無さそうなので経過を見ましょう、と言われ、翌月の診察を予約して診察が終わった。

帰りに会社に寄って結果を報告した。
今回の結果はポジティブなものとして受け入れたので、見通しは暗くないニュアンスで結果を伝えた。
新年会を焼肉屋で行う事になったようで、行っても食べられない!と先輩と話していると、上司から新年会の前に上司のお気に入りの店に行こうと誘って頂いた。
当日は店をチョイスした子をチクチクいじめてやろうと思う。
気怠さが残っていたので報告だけして帰宅した。

素人目でも見えた結果だったので気持ちが落ち込むような事は無かったが、医師からの私への気遣いの言葉を痛々しく感じてしまった。他の患者さんならへこむような事なのかな、と思いながら励ましのような言葉を聞いた。
多少は目の前が開ける意見を聞けたので、まずまずの結果として受け止める事にした。
何より気になったのは外科医の、あと少し、あとちょっと、という言葉だった。
それは私が女の子に使う十八番の言葉だYO
この言葉を使う時の結果はろくでもない事が多いが、目標に対して自分ができる事をするのが私の今の仕事なので、取り敢えずは3月末までに腫瘍マーカーを基準値内に持って行く事に専念しようと改めて決意した。
新年会の日は私の32歳の誕生日だ。
通年は気にも掛からない日だったが、年取る事を噛み締めるのは初めての経験だ。
祝杯をあげよう。

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2 件のコメント :

  1. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。

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    1. 職務履歴書 様
      ありがとうございます。

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